『帰れない二人の刑事 リターンズ』＋α

2025年1月24日(金)に新作長編映画『悪鬼のウイルス』が全国公開を迎える松野友喜人監督のインディーズ映画『帰れない二人の刑事 リターンズ』と、その関連作品を上映する。

　『帰れない二人の刑事』は、2022年に『オカムロさん』で劇場用長編デビューを果たした松野が、身近な友人たちと制作しているインディーズ映画。１作目は出演者兼スタッフ４名のみで制作し、2022年と2023年に段階的に上映された。
キャストを増員して制作された本シリーズの２作目『帰れない二人の刑事 リターンズ』の完全版を、1月19日(日)、26日(日)の２日間、西荻シネマ準備室で上映する。

　１日目の1月19日(日)には、前作『帰れない二人の刑事』を振り返り上映する他、『帰れない二人の刑事 リターンズ』のキャストのほとんどが映像制作者であることから、出演者関連短編集を特別上映する。このプログラムには、松野が商業映画デビューするきっかけとなった衝撃の学生映画『全身犯罪者』も含まれている。

【タイムテーブル】

2025年1月19日(日)
13:15　開場
13:30〜15:30　出演者関連短編集（含『全身犯罪者』）
16:00〜17:30　『帰れない二人の刑事』
18:00〜20:30　『帰れない二人の刑事 リターンズ』

2025年1月26日(日)
17:45　開場
18:00〜20:30　『帰れない二人の刑事 リターンズ』

※ 各プログラムの上映終了後、来場している関係者によるトークがあります

【チケット】
出演者関連短編集（含『全身犯罪者』）　予約1,000円／当日1,300円
『帰れない二人の刑事』　予約800円／当日1,000円
『帰れない二人の刑事 リターンズ』　予約1,000円／当日1,300円

https://deka2-nishiogi.peatix.com/

※ Peatixにてご予約の上、当日会場にて上記金額をお支払いください（現金払いのみ。カード、キャッシュレス決済不可）
※ 予約チケット販売は上映前日の23:59まで。それ以降は会場にて当日券をお買い求めください
※ 予約で満席の場合、当日券の販売はありません
※ 2024年12月15日(日)の東京映像旅団上映会で『帰れない二人の刑事 リターンズ』未完成版を鑑賞された方は、パンフレットかチケットの提示で『帰れない二人の刑事 リターンズ』を１回無料でご覧いただけます（対象の方もPeatixからチケットを予約してください）

【上映作品】
《出演者関連短編集》（90分）
1. 野村建太『☀︎★✈︎←→』（2023、11分）
朝と夜に見る空、羽田新ルートを航行する旅客機、行ったり来たり。2018年7月から23年7月までに8mmフィルムで撮影した日記映画。

2. 浅倉愛里彩『空を眺めたいと思った。』（2024、6分）
電車の中の人々、風景、座って窓を眺めているうちに昔読んだ吉野弘の「夕焼け」をふと思い出した。身体と心、どちらが私を目的地に連れて行ってくれるんだろう。

3. 内田寛崇『飛べなかった燕』（2021、10分）
祖父である内田永明は僧侶の家系に生まれ、陸軍特別攻撃隊として戦地に送られた。昭和20年8月15日の終戦まで生きていた永明であったが、17日の出撃命令を全うするため準備を進めていた。出撃前夜、生と死の葛藤が頂点に達する。

4. 関駿太『JUNGLE #1 BREATH』（2024年、6分）
雨が降り、霧が街を包み込む。一人の女がただ彷徨い歩く。

5. 内藤悠貴『The Rabbit-Man』（2024年、9分）
一軒家に住んでる国崎音兎は、ある日夜中に目を覚ます。 家中の電気がつかないことに気づき、スマホのライトを頼りに家の中を探索し始めるが….

6. 佐藤優希『ノミナルレイジ』（2022年、25分）
過去に暴行事件を起こした老人、堀越康ニは殺人を犯した人物を10万円で殺す殺し屋を引き受けている。両親に捨てられた孫娘との生活のために引き受けたその仕事は、次第に罪悪感が薄れていくこととなる。

7. 松野友喜人『全身犯罪者』（2021年、20分）
残忍な連続殺人事件が発生する。刑事はタイムマシンを使い、時空を超え日本の著名な凶悪犯罪者たちに接触。犯人逮捕に協力を求める…

『帰れない二人の刑事』（2023、70分）
野村・佐藤の刑事二人は、犯人逮捕に向け執念の張り込みを続ける・・・。

『帰れない二人の刑事 リターンズ』（2024、120分予定）
刑事・佐藤が失踪する。相棒の野村は佐藤の捜索を行う。
同時に残忍な殺人事件が発生。事件を追う探偵・日原とエージェント・松野。元少年犯罪者・関や僧侶・内田など様々な運命が複雑に交差し、刑事たちは大きな代償を支払うことになる。